本記事について
このような方におすすめ
- ホームページ制作の費用を知りたい
- ホームページ制作会社からの見積額が妥当なのか知りたい
- ホームページ制作の料金設定の仕組みを知りたい
- 安くホームページを制作できる業者を知りたい
記事を読む価値
ホームページ制作の料金の仕組みや安くホームページを制作できる業者についてをご紹介します。
この記事を読み進めることで、誰でもホームページ制作の費用感を身につけることができます。
本記事の信頼性
当記事は大阪のホームページ制作会社パープルグラフィックスが作成しています。
弊社は2010年9月に設立して以来、10年以上もこの業界で数え切れない程のホームページをクライアント様に納品してまいりました。
そんなホームページ制作会社の担当者自らが、ホームページ制作会社の料金設定、相場や、ホームページを発注する前に必ず身につけていただきたい費用についての知識をわかりやすくご説明いたします。
ホームページ制作費用の相場
ホームページ制作費用の相場は、最低30万円くらいから(※)となります。
※テンプレートを使った制作やフリーランスの方によっては、20万円やそれ以下で作ってもらえる場合もあります。
更新機能やページ数やコンテンツ量が増えてくると60〜80万円くらいにもなりますし、さらにコンテンツが増えて、アニメーションや様々な機能が増えてくると、100万円や300万円程にもなり、依頼する会社の規模によっては800万円や1,000万円を超えるケースも決して珍しくはありません。
ホームページの種類 | 価格帯 |
---|---|
小規模コーポレートサイト | 約50万円 |
中規模コーポレートサイト | 約100万円 |
大規模コーポレートサイト | 300万円〜 |
小規模ECサイト | 約100万円 |
大規模規模ECサイト | 300万円〜 |
LP(ランディングページ) | 30万円〜 |
ホームページ制作の依頼先
ホームページ制作を発注する場合、依頼先として以下のような選択肢があります。
依頼先 | 特徴 |
---|---|
ホームページ制作が得意な知人 | ・無料〜低価格でホームページを制作してもらえる ・制作会社程のクオリティが期待できないことが多い |
フリーランス | ・制作会社に比べると費用を安く抑えられる ・当たり外れが大きい |
中小規模の制作会社 | ・ホームページ制作にまつわるノウハウを持っている ・フリーランスに依頼するより費用が高い |
大規模な制作会社 | ・クオリティが安定している ・退職や依頼時期により担当者が変わることが多く、 案件ごとのパフォーマンスに差が生じることも |
広告代理店 | ・高クオリティを期待できる ・マージンを取られる分、とにかく費用が高い |
どこへ依頼することが正解、といったものはありませんので、ご自身がホームページを作る目的や、ご予算に合わせて選んでいただけたらと思います。
ホームページの金額が決まる仕組み
ところで、なぜホームページの制作費用にここまで差が生まれるのでしょうか。
以下にホームページの価格に影響を及ぼす要素を挙げてみたのでご覧ください。
費用に影響する要素 | 内容 |
---|---|
ボリューム(ページ数等) | ページ数や、各ページ内のコンテンツ量に応じて費用が変動します。 |
ホームページの機能 | 管理システムの有無や、物販販売機能、 アニメーションや言語の切替機能等で費用が変動します。 |
納期 | 受注のタイミングが繁忙期であったり、納期まで日数がない場合は、 通常よりも費用が割増になる可能性があります。 |
クリエイターのスキルレベル | デザイナーもプログラマーも、それぞれスキルに差がありますので、 それによっても費用が変動します。 |
制作会社の規模 | 規模の大きい会社は、小さな会社に比べて 価格設定がそもそも高めに設定されている場合があります。 クリエイターのスキルとは別の理由で費用が変動します。 |
制作会社の立地 | 東京の地価の高いエリアに事務所のある会社は、 どうしても家賃の影響も受けて費用が高くなりがちですので、 立地も費用に影響します。 |
ホームページの料金は、ほぼ100%人件費で構成されています。
したがって、デザインに凝ればデザイン費が上がりますし、ページ数やコンテンツが増えれば、その分クリエイターが実働する時間や人数が増えて、費用も上がります。
他にも、システムを導入すれば規模に応じてプログラマーの費用が加算される仕組みです。
同じ仕様のホームページを作る場合でも、(人によって手段が異なるために全く同じ作業が発生するわけではありませんが)会社の規模や立地、クリエイターのスキルレベルによって時間単価も異なるために、金額に大きく影響するといえます。
ホームページ制作の料金を安く抑える方法
1. 広告代理店には頼まない
広告代理店に依頼する場合は、まる投げできますし、ある程度クオリティも保証されているため安心ですが、費用を安く抑えたいのであればオススメしません。
(弊社も広告代理店様からお仕事をいただくことがあるので大きな声では言いづらいのですが…)
実は、下請けの制作会社は、お客様がお支払いいただいている代金の半値や半値以下で受注している場合がよくあります。
つまり、お客様からすると、実際の制作費用以上の金額を余分に支払っているわけですので、ご予算がない場合は、中間業者を挟まずに、直接ホームページ制作会社へご依頼いただく方が良いでしょう。
(とはいえ、広告代理店が間に入ってくれることで、クオリティの担保が保証されて、成果の出ないホームページが納品されるという最も避けなければならないリスクを抑えてくれていることは事実です!)
2. 必要最低限の仕様で製作する
ホームページの機能やコンテンツは、大抵の場合は後からでも追加が可能です。
したがって、最初から予算をかけ過ぎないようにして、本当に必要なタイミングで、追加の機能やコンテンツを追加すれば良いのです。
特に新規事業を始める場合は、ホームページ以外にも、チラシや内装など、他にも沢山のお金が必要な状態かと思います。さらに失礼ながら、そのビジネスモデルが確実に利益を上げられるかわからないのに、最初からホームページだけに大きく投資することは、得策であるとは思えません。
リッチなホームページを欲しくなるところですが、そこは慎重に考えていただけたらと思います。
格安ホームページ制作の落とし穴
ホームページ制作費用の安い会社を探していると、こういうサービスを見つけたことはありませんか?
初期費用0円
当然ながら、本当に最後までタダで作ってもらえるわけはありません。
大抵は、月額で費用が発生する場合がほとんどですので、この後、何年ホームページを所有することになるかをよく考えてから発注する必要があります。
例)月額1万円の場合でも、10年使用すると120万円にもなります。
また、ある程度用意された選択肢の中から、カスタマイズしてホームページを作っていくテンプレートタイプだと、細かい要望に応えてもらえないの可能性もあります。
中には最後まで費用について一切触れることなく、嬉しいサービスが盛りだくさん掲載されている制作会社もありますが、どこかで0円の帳尻を合わせていることになりますので、利用される場合は料金システムを完全に理解してからご利用ください。
地方のホームページ制作会社に依頼するメリット
最後にこちらの選択肢についてもご説明させてください。
基本的には、ホームページ制作を依頼する場合は、ご自身の地元の制作会社をオススメしております。その理由は、何かあった時に対面で対応してもらえる安心感があるからです。
最近は、リモート打ち合わせが主流になっていますが、細かいニュアンスやお客様の要望をキャッチするためには、対面で打ち合わせをした方が良いと経験上感じております。(毎回対面である必要はないかもしれませんが)
そんな中でのご提案にはなりますが、もしも東京などの地価の高いエリアにいらっしゃる方は、一度地方にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
「ホームページの制作料金が決まる仕組み」の項でもご説明しましたが、金額はその土地柄が影響する傾向があります。
大阪の会社である弊社から観ても、東京のホームページ制作の価格帯は、正直、頭ひとつ抜けている感があります。
これまで挙げた手段を取ってもまだご予算が合わない場合は、地元以外の他府県のホームページ制作会社へ目を向けてみるのも一つの手段ではないでしょうか。
まとめ
今回は、ホームページ制作の費用についてご紹介いたしました。
ホームページ制作は、案件によって仕様が異なるために費用感を掴むのが困難ですが、ほぼ人件費によって構成されているため、東京など大都市や、規模の大きい会社だとその分金額が高くなりがちです。
ホームページの規模を小さくしてもなおご予算が合わない場合は、地方の小規模なホームページ制作会社をご検討してみてはいかがでしょうか。
大阪のホームページ制作会社パープルグラフィックスは、小さな会社ながら、大手広告代理店様からも信頼をいただき、下請けとしてもお仕事をさせてもらっております。
技術力と提案力には定評があり、大阪だけでなく東京や愛知、京都や福岡など日本全国からご依頼を多数いただいておりますので、大阪や関西以外の方もお気軽にご相談ください。